ZOZOチャンピオンシップ、米国開催変更へ…11月マスターズ前に感染リスク考慮

[ 2020年8月26日 05:30 ]

昨年行われた「ZOZOチャンピオンシップ」で優勝トロフィーを手に笑顔を見せるタイガー・ウッズと前澤友作大会名誉会長
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 10月22~25日に千葉・習志野CCで開催予定の米男子ゴルフツアー、ZOZOチャンピオンシップが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、米国内への会場変更が検討されているとAP通信が24日に報じた。カリフォルニア州サウザンドオークスのシャーウッドCCが代替会場の候補に挙がっているという。日本のツアー関係者も「米国開催に向けて動いていると聞いている」と明かした。

 同ツアーは同日、ZOZOチャンピオンシップの前週に韓国の済州島で予定されていたCJカップの開催地を米ネバダ州のラスベガスに変更すると発表した。11月には日程が変更されたマスターズ(ジョージア州、オーガスタ・ナショナルGC)を控える。ゴルフ界最大のトーナメントを前にアジアへの長距離移動による感染リスクを考慮に入れれば、ZOZOチャンピオンシップの米国開催は選手の負担を軽減するための最善の策とも考えられる。

 ZOZOチャンピオンシップは昨年、日本で初の米ツアー大会として開催された。賞金総額は10億円以上で、タイガー・ウッズ(44=米国)と松山英樹(28=LEXUS)の優勝争いで大いに盛り上がった。だが、今年はウッズの勇姿を日本で見ることはできそうもない。

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