7人制ラグビーで東京五輪&15人制で23年W杯 松井千士「二兎を追いたい」

[ 2020年7月10日 05:30 ]

オンラインで会見に臨む松井
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 7人制ラグビー男子日本代表の松井千士(25=キヤノン)が、来年の東京五輪後は15人制で23年W杯フランス大会を目指す意向を示した。

 東京都内で行われた五輪代表候補の強化練習後にオンライン取材に応じ、「二兎(にと)を追うのは難しいが目指したい」と明かした。

 松井は先月末で3シーズン在籍したサントリーを退団し、キヤノンにプロ契約で移籍。移籍理由についても「23年へラグビー人生を懸けて勝負したく、今回の選択になった。プロになり、ラグビーに費やす時間ができる」と話し、さらなるレベルアップに意欲を示した。もっとも五輪までは7人制に専念する意向で、元陸上選手の指導を仰いでスピードアップやフィジカル強化に着手。「(五輪に)ただ出るだけでは満足できない」とメダルを手土産に23年を目指す。

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2020年7月10日のニュース