大相撲、中川部屋が閉鎖へ…親方、不適切指導か 13日臨時理事会で決定

[ 2020年7月10日 23:24 ]

荷物を運ぶ中川部屋の力士たち=神奈川県川崎市幸区で10日午後4時30分すぎ(撮影・西海健太郎)
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 大相撲の中川部屋が閉鎖される見通しであることが10日、分かった。師匠の中川親方(元幕内・旭里)の暴言など不適切な指導が原因とみられる。13日に行われる日本相撲協会の臨時理事会で処分が決まる。相撲協会は同臨時理事会で7月場所(19日初日、東京・両国国技館)の開催を正式に決める方針だが、本場所の再スタートを前に出はなをくじかれる事態となった。

 複数の関係者によれば、先月の部屋での稽古中に、中川親方による弟子へのパワハラがあったという。その様子を録音していた力士が相撲協会に問題を訴え、中川親方らが事情聴取を受けた。そのさなかに、中川親方は協会に退職願を提出。協会は調査の途中として預かりとした。13日の臨時理事会では引退勧告以上の懲戒処分が検討される方向という。

 中川親方は追手風部屋の部屋付き親方だったが、17年に同じ時津風一門の春日山部屋を引き継ぐ形で中川部屋を起こした。そのため旧春日山部屋の力士の中に、中川親方の指導になじめない者がおり、師匠との関係に“距離”があったのではないかとの見方をする関係者もいる。

 中川親方を知る関係者は「口は悪いが、性格はさっぱりしている。暴力を振るうタイプではない」と話す。同部屋には元中学横綱の幕下・吉井ら有望力士がいるが、現在、別のどの部屋に移籍するか調整中だという。川崎市にある同部屋では、10日に引っ越し作業が行われた。

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