競泳日本選手権 無観客&日程短縮決定 8日間→6日間、準決も廃止

[ 2020年3月14日 05:30 ]

競泳日本代表の瀬戸
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 日本水泳連盟は13日、都内で臨時理事会を開き、4月1~8日に予定していた東京五輪代表選考会を兼ねる競泳の日本選手権(東京アクアティクスセンター)について、新型コロナウイルス感染拡大の影響により無観客で実施すると発表した。日程は8日間から6日間に短縮する。

 開催期間は4月2~7日で、50~200メートルの種目で予定していた準決勝は廃止する。約5000万円分のチケットは14日にも払い戻しを始める。坂元要専務理事は「満席の中で日本記録、世界記録を出してほしかったが、残念ながら今の状況を見ての決断」と説明。新たな日程は「早めに発表する」と話したが、各種目のエントリーは締め切っており、やり直しはしない。また、表彰式や国歌斉唱なども行わない。

 競泳の代表内定者は200メートル、400メートル個人メドレーの瀬戸大也(ANA)のみ。この2種目は残り1枠で、他の種目は日本選手権で日本水連が定める派遣標準記録を突破して2位以内に入る必要がある。

 ▼瀬戸大也 今回、無観客での開催が決まり残念ではありますが、とにかく今は競技に集中してしっかり結果を残せるよう調整していきたいと思います。 

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2020年3月14日のニュース