バド女子単・山口&奥原、2大会連続の五輪切符獲得「4年分の経験積んできている」

[ 2020年3月14日 05:30 ]

バドミントン全英オープン第2日 ( 2020年3月12日    英バーミンガム )

東京五輪出場を確実にした山口
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 女子シングルス2回戦で、世界ランキング3位の山口茜(22=再春館製薬所)は高橋沙也加(27=日本ユニシス)を下し、東京五輪出場を確実にした。世界4位の奥原希望(25=太陽ホールディングス)もデンマーク選手に勝ち、そろって2大会連続の五輪。今後の国際大会を欠場したとしても、世界16位以内と日本勢上位2人という条件を満たした。

 山口は五輪切符を引き寄せても、普段と変わらなかった。「五輪が全てでやってきた人間ではない。うれしいはうれしいけど、とりあえず次もいい試合をしたいし、楽しめたらなというのがある」と落ち着いて話した。

 高橋沙との日本勢対決をあっさりと制した。第1ゲームは21―13、第2ゲームも21―15で奪ったが、山口らしくないプレーもあり「中盤はお互いのミスだけみたいな感じになってしまった」と反省した。

 昨年4月下旬に始まった1年間の「五輪レース」。序盤戦だった7月のインドネシア・オープンとジャパン・オープンで2週連続優勝を飾ったが、その後は腰や右ふくらはぎのケガに苦しみ「腰は、最初は普通に走ったり歩いたりするのも痛かった」。プレーの質が上がらない時期もあった。しかし、1月のタイ・マスターズを制して復調の兆しを見せた。

 リオ五輪は奥原に敗れて8強止まり。「4年分の経験は積んできている」。成長した姿を東京のコートで披露する。

 《「目標変わらない」》リオ五輪銅メダルの奥原が、2度目の五輪切符をつかんだ。節目のタイミングにも表情は緩めず「目標は変わらない」と、改めて五輪での金メダルに照準を合わせた。次戦の準々決勝では、昨年の世界選手権決勝で敗れたプサルラ(インド)との再戦。「勝ち負けよりも、自分がやってきたことを意識していい勝負ができたら」と意欲を見せた。

 ◇山口 茜(やまぐち・あかね)1997年(平9)6月6日生まれ、福井県勝山市出身の22歳。中3の12年12月に史上最年少で日本代表に選出され、16歳だった13年9月のヨネックス・オープン・ジャパンでスーパーシリーズ最年少優勝。勝山高から16年に再春館製薬所入り。16年リオ五輪5位。17年スーパーシリーズ・ファイナル初優勝。18年4月の世界ランクで男女通じて日本人初のシングルス1位となった。1メートル56、55キロ。

 ◆奥原 希望(おくはら・のぞみ)1995年(平7)3月13日生まれ、長野県大町市出身の25歳。大宮東高、日本ユニシスを経て19年1月からプロとして太陽ホールディングスと契約。シングルスで12年に世界ジュニア選手権優勝。15年にスーパーシリーズ・ファイナル制覇。16年リオ五輪銅メダル。17年世界選手権では日本勢初となるシングルス覇者となった。1メートル56、52キロ。

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