空手、PLマドリード大会が五輪ランキングポイント対象に　4月無観客で開催

　世界空手連盟（WKF）は11日（日本時間12日）、4月17～19日のプレミアリーグ（PL）マドリード大会（スペイン）を東京五輪のランキングポイント対象にすると発表した。当初は今月13～15日のPLラバト大会が世界規模で行われる最後のランキングポイント対象大会だったが、新型コロナウイルスの影響で中止が決定。特別措置としてマドリード大会を組み込むことになった。大会は無観客で開催される予定だという。

　空手の東京五輪日本代表は、佐合尚人（高栄警備保障）と篠原浩人（マルホウ）が争う組手男子67キロ級、染谷真有美（茨城県職）と森口彩美（AGP）が争う女子61キロ級の代表が決まっていなかった。4選手は今月1日まで行われたPLザルツブルク大会後、日本に帰国せずに直接ラバトへ移動。その後、大会の中止が決まり、帰国していた。