大橋悠依、日本選手権200バタにもエントリー「泳ぎががらっと変わった」

[ 2020年3月12日 19:25 ]

 競泳女子の大橋悠依(24=イトマン東進)が東京五輪代表選考会となる4月の日本選手権(1~8日、東京アクアティクスセンター)で本命種目の200メートルと400メートルの個人メドレーに加え、200メートルバタフライにもエントリーした。現在は標高約2300メートルのスペイン・シエラネバダで合宿中。2月21日に日本を発つ際は200メートルバタフライに出ないことを明言していたが「こっちに来てからバタフライの泳ぎががらっと変わってすごく良い」と方針転換。200メートル個人メドレーと競技日程が重なるため「出るかはまだ分からない。大会中に決めます」と説明した。

 昨年の日本選手権の200メートルバタフライは2位。2月のコナミオープンでは昨年世界選手権代表の長谷川涼香(20=東京ドーム)らを抑えて優勝したが、泳ぎには納得していなかった。一旦は個人メドレー2種目に集中する方針を固めたが、シエラネバダ合宿でバタフライの泳ぎの感覚が劇的に良くなったため、平井コーチに相談。「先生に“泳ぎたくなってしまいますね”と相談したら“じゃあエントリーしておけば”ということになりました」と明かした。出場すれば、男子エースの瀬戸大也(25=ANA)と同じ3種目で五輪メダルに挑戦することになる。

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2020年3月12日のニュース