高安、8度目の休場 「左大腿二頭筋などの損傷」と診断

[ 2020年3月12日 10:56 ]

大相撲春場所5日目 ( 2020年3月12日    エディオンアリーナ )

4日目の横綱・鶴竜との取り組みで負傷し、車いすで引き上げる元大関で西前頭筆頭の高安
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 元大関の幕内・高安(30=田子ノ浦部屋)が休場することになった。12日午前、日本相撲協会に「左大腿(だいたい)二頭筋損傷、半腱(けん)様筋損傷、半膜様筋損傷で約4週間程度の安静加療の必要見込み」との診断書を提出した。5日目に対戦する予定だった関脇・朝乃山は不戦勝で5連勝となった。

 高安は前日の4日目の横綱・鶴竜戦で土俵際で粘った際に左太腿を負傷。自力で起き上がれず車イスで乗せられ花道を引き揚げ、そのまま大阪市内の病院に搬送された。

 高安の休場は昨年の九州場所8日目に会場入りした後、取組前に突然腰痛でダウンして以来8度目となった。

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