先場所幕尻Vの徳勝龍、苦闘続く5連敗 横綱・白鵬に敗れる 白鵬は5連勝

[ 2020年3月12日 17:50 ]

<春場所5日目>白鵬(奥)に下手投げで敗れた徳勝龍(撮影・亀井 直樹)
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 新型コロナウイルスの感染拡大で史上初の無観客開催となった大相撲春場所は12日、大阪市のエディオンアリーナ大阪で5日目を迎えた。初場所で幕尻優勝した徳勝龍は、結びの一番で横綱・白鵬に挑むも敗戦。初日から5連敗と苦闘が続いている。前日35歳の誕生日を迎えた白鵬は全勝をキープした。

 3勝1敗の横綱・鶴竜は盤石の相撲。豊山を押し出しで下し4勝目を挙げた。

 38年ぶりの1人大関・貴景勝は、御嶽海に寄り切りで敗れ3敗目。御嶽海は5連勝。大関獲りに挑む関脇・朝乃山は、左大腿(だいたい)二頭筋などの損傷でこの日休場を発表した高安に不戦勝。全勝をキープした。

 人気力士の三段目・宇良(27=木瀬部屋)が、天王山を突き落しで下し、勝ち越しに王手を懸けた。

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