東京マラソン 海外招待選手は“神頼み” 昨年覇者レゲセら不安な胸の内吐露

[ 2020年2月28日 14:15 ]

 3月1日の東京マラソン(都庁前~東京駅前)に向けた会見が28日に都内で行われた。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、海外招待選手たちは一様に不安な胸の内を吐露し“神頼み”の姿勢を鮮明にした。

 男子の昨年覇者レゲセ(エチオピア)は「世界中を心配させている病気。マスク、手洗い、できることをしていますが、神に守っていただくしかない。将来どうなってしまうか心配」と厳しい表情。女子の昨年覇者アガ(エチオピア)は「神様に守っていただくようにお祈りするばかり」と強調した。

 今大会は3万5000人を超える一般参加のランナーが出場不可能になり、車いすの部を含め招待選手ら「エリートランナー」の約200人だけが駆ける異例の形式。車いすの部では海外選手9人を含む11人が出場を辞退している。

続きを表示

2020年2月28日のニュース