女子63キロ級・田代、リオ5位の雪辱を!「早く試合をやりたい」

[ 2020年2月28日 05:30 ]

柔道・東京五輪代表

代表選手に選ばれた女子63kg級の田代未来(撮影・西川祐介)
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 女子63キロ級は4年前の雪辱を誓った。田代は16年リオ五輪で5位。日本が金3個を含む史上最多12個のメダルを獲得しただけに「周りの選手がメダルを獲っていたので、孤独を感じた。恥ずかしくて日本に帰りたくなかった」と苦い記憶しかない。

 同年11月の左手首手術などを乗り越えて2大会連続の五輪切符を手にし「4年前から東京五輪で勝つ準備をしてきた。早く試合をやりたい。楽しみ」と力を込めた。

 ◆田代未来(たしろ・みく)1994年(平6)4月7日生まれ、東京都出身の25歳。小2で柔道を始め、神奈川・相原中―東京・淑徳高。高1だった10年にユース五輪と世界ジュニア選手権を制覇した。14、15年世界選手権3位を経て、16年リオ五輪に出場も5位。18、19年の世界選手権は準優勝。コマツ所属。得意技は内股。左組み。1メートル63。

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