女子ゴルフ開幕戦中止で小林浩美会長、苦渋の決断に「心よりおわび。断腸の思い」

[ 2020年2月28日 16:32 ]

小林浩美会長
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 女子ゴルフの国内ツアー開幕戦のダイキン・オーキッド・レディース(沖縄・琉球GC)は28日、新型コロナウイルス感染拡大の影響により中止となることが決まった。国内女子ツアーが開幕前に中止となったのは、熊本地震の影響で中止となった16年4月のKKT杯バンテリンレディース以来4年ぶり。日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)が大会主催者のダイキン工業、琉球放送とともに発表し、「政府の国家的な課題として感染防止に取り組む強い姿勢表明を重く受け止め、最大限の協力をする観点から再度、慎重に議論を重ねた結果、開催を中止することといたしました」と決定の理由を説明した。

 3月5~8日の予定で開催される予定だった同大会。感染拡大を受け、19日に女子プロゴルフ史上初の4日間無観客試合とすることを決定していた。大会関係者は無観客での開催を前提に準備を進めていたが、26日に安倍晋三首相からスポーツや文化イベントの2週間の自粛要請が表明されたことで情勢が一変。JLPGAおよび主催者で改めて協議を重ね、中止とする苦渋の決断を下した。

 渋野日向子(21=サントリー)をはじめとする若手選手の台頭で、女子プロゴルフ人気は高まっている。実際に今季は東京五輪期間を除いて、最終戦のツアー選手権リコー杯まで全ての週で大会が予定されている。“延期”という選択肢がないなかで、さらに東京五輪へ向けた代表選手選考を控えた期間での重い決定。JLPGAの小林浩美会長は「本大会をとても心待ちにしてくださった全国のゴルフファンの皆様には、大会中止により現地での観戦のみならずテレビ観戦もかないませんこと、心よりおわび申し上げます。選手としても弊協会としても、このような大会中止は断腸の思いであります」とのコメントを発表した。

 国内ツアーは今後も3月13日開幕の明治安田生命レディース(高知・土佐CC)、同20日開幕のTポイント×ENEOSトーナメント(鹿児島・鹿児島高牧CC)、同27日開幕のアクサレディース(宮崎・UMKCC)と続く。事態の終息が見えない中、今後の開催も不透明となっている。小林会長は「先の見えない大変な時期ではありますが、選手は自身の体調管理はもとより日々の努力と研鑽(さん)に努め、2020年JLPGAツアー初戦の折には、素晴らしいパフォーマンスをまた発揮してくれるものと確信しております。何卒、ご理解を賜りますよう重ねてお願い申し上げます。また、引き続き選手への応援をよろしくお願い致します」と理解を求めた。

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