国際大会で初姉妹金 レスリング・川井梨「五輪でもう一回」

[ 2020年2月24日 05:30 ]

帰国し、金メダルを手に取材に応じるレスリングの川井梨紗子(右)と妹の友香子
Photo By 共同

 レスリング女子で東京五輪代表を決めている57キロ級の川井梨紗子(25=ジャパンビバレッジ)と62キロ級の妹・友香子(22=至学館大)が23日、そろって優勝したアジア選手権から帰国した。

 国際大会での姉妹金メダルは初で、川井梨は「今回初めて2人で獲れて、改めて五輪でもう一回という気持ちになった」と弾みになった様子。妹も「うれしいけど、まだ上があるので喜び切ることはない」と気を引き締め直した。

 川井梨は今大会を五輪前最後の実戦とする予定。マークを受けた中での無失点制覇に「緊張感を実感できて良かった」と振り返り、夏に向け「そういった(対策をしてくる)選手に対しても、焦らずどっしり構えて戦うことを練習から意識したい」と強化を進める。

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2020年2月24日のニュース