近大出身力士が学生と合同稽古 朝乃山、伊東監督の指導「よみがえりました」

[ 2020年2月24日 05:30 ]

合同稽古に参加した(左から)朝玉勢、徳勝龍、伊東勝人さんの遺影を抱いた朝乃山、宝富士、志摩ノ海
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 大相撲春場所(3月8日初日、エディオンアリーナ大阪)で大関獲りを目指す関脇の朝乃山(25=高砂部屋)ら近大出身の関取5人が23日、東大阪市の近大相撲道場で後輩学生34人(中高生8人含む)と合同稽古で交流した。

 上がり座敷には先月18日に死去した伊東勝人監督の遺影が据えてある。朝乃山は手を合わせ「今までお疲れさまでした。天国から見守ってください」と念じた。大学4年間の思い出が詰まった土俵で後輩に胸を出し「監督にネチネチと指導していただいたのがよみがえりました」と表情を引き締めた。「(来春は)大関になって帰ってきたい。大関、横綱になることが監督への恩返し」。大関昇進の目安とされる三役3場所で計33勝には春場所12勝がノルマとなる。

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