体操・寺本明日香 「ついに来た」五輪イヤーのおみくじはレアな「半吉」

[ 2020年1月11日 05:30 ]

ミキハウス新春祝賀会に出席した(前列左から)平野早矢香さん、体操・寺本明日香、木村皓一社長、空手・清水希容、野村忠宏さん、レーサー・Juju、(後列右から)アーチェリー・杉本智美、カヌー・羽根田卓也、飛び込み・坂井丞、寺内健、森上亜希子さん
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 ミキハウスの新春祝賀会が10日、大阪市内であり、所属選手が出席した。体操の寺本明日香(24)は振り袖姿で登場。自宅がある名古屋市内で過ごした年始は「人混みが嫌で」と、6日に初詣に出掛けた。おみくじは「半吉」。運勢はそれほど良いものではないようながら、「半吉」は珍しいとされるだけに、「ついに来たという感じがあった」という五輪イヤーは、まずまずのスタートを切ったようだ。

 この日はレスリングの世界王者・文田健一郎や飛び込みの寺内健、坂井丞と、五輪仕様の道具について意見交換をし、「レスリングのマットも滑る、滑らないとかあるそうです。でも本番はそういうことを考えないで、ホイッという感じでするよねという話をしました。他競技の選手とふれ合うことでいろんな競技の話を聞ける」と刺激を受けたようだ。

 「死ぬ気でつかみに行った」という昨年10月の世界選手権で、団体の五輪出場権を獲得した。主将として仲間を引っ張った当時から足に痛みを抱える。「痛みに波がある。練習回数が限られる。3月にW杯初戦がある。それまでに演技を完成させて、余裕を持って臨みたい」。患部の状態は一進一退で、「半年間持たせて、東京で最高の演技をしたい」と、代表入りとメダルへの決意を口にした。 

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2020年1月11日のニュース