大坂、逆転負けで日本人女子初のブリスベン国際決勝進出ならず 2年連続4強で敗退

[ 2020年1月11日 18:32 ]

ブリスベン国際テニス・女子シングルス準決勝 ( 2020年1月11日    オーストラリア・ブリスベン )

ブリスベン国際、女子シングルス準決勝に登場した大坂(AP)
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 女子テニスのツアー開幕戦、ブリスベン国際の女子シングルス準決勝が11日、オーストラリア・ブリスベンで行われ、第3シードで世界ランキング4位の大坂なおみ(22=日清食品)は第2シードで同2位のカロリナ・プリスコバ(27=チェコ)と対戦。7―6、6―7、2―6で敗れて2年連続準決勝で姿を消し、同大会日本人女子初の決勝進出を逃した。

 試合開始から一進一退の攻防が続き、タイブレークの末に大坂が第1セットを奪取した。第2セットも第1セット同様に互角の戦いが続き、またもタイブレークに突入。ここではプリスコバが意地を見せ、試合は第3セットにもつれ込んだ。

 第3セットは、第1ゲームでプリスコバがブレーク。先手を奪われた大坂は、第7ゲームでもプリスコバにブレークを許して窮地に。2―6でこのセットを落として敗れ、決勝進出はならなかった。

 大坂にとって今大会は、連覇が懸かる4大大会の全豪オープン(20日開幕、メルボルン)の前哨戦。新たにコーチに就任したベルギー人のフィセッテ氏との新コンビで迎え、昨年同様に4強入りを果たしたが同大会初の決勝進出とはならかった。

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