まるで漫才!?飛び込み・寺内健&坂井丞 世界一のコンビ仲で東京五輪へ

[ 2020年1月11日 05:30 ]

ミキハウス新春祝賀会に出席した(前列左から)平野早矢香さん、体操・寺本明日香、木村皓一社長、空手・清水希容、野村忠宏さん、レーサー・Juju、(後列右から)アーチェリー・杉本智美、カヌー・羽根田卓也、飛び込み・坂井丞、寺内健、森上亜希子さん
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 ミキハウスの新春祝賀会が10日、大阪市内であり、所属選手が出席した。男子シンクロ飛び込みで東京五輪代表の寺内健(39)と坂井丞(27)が世界一のコンビ仲で初メダルを誓った。

 まるで漫才コンビだ。年始の様子を聞かれた坂井が「寒中水泳に行きました。僕は入ってないですけど」と語ると、すかさず寺内が「入ってないんかい」とツッコミを入れた。

 12歳差だけに、年長の寺内が当初は何事も引っ張っていたようだが、近年は「丞がツッコんで来るんです」と、変化してきたという。

 坂井「昔は寺内さんがうるさいくらいしゃべっていると思ったんですけど、最近は僕がうるさいぐらいしゃべっています」

 坂井にとっては雲の上の存在だった。時間を経て、互いを理解し、今では対等にボケたりツッコんだりできる仲になった。不思議なもので、親密になるにつれて成績が伴ってきた。昨年の世界選手権は7位入賞で五輪切符を獲得。東京が6度目の五輪となる寺内は「シンクロペアの決勝に進む8組の中で、距離の近さでは世界一だと思う。これを演技にも反映できるようにしたい」と気合いを入れた。

 別々に過ごした大みそかは「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!大みそか年越しスペシャル」をそれぞれが見ていた。「僕らにとってはお笑いがエネルギー源」と寺内。陽と陽のコンビが、悲願のメダルに挑む。

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2020年1月11日のニュース