ウィザーズが13勝目 シューターのバターンズが10試合ぶりに復帰 1月は3勝3敗

[ 2020年1月11日 11:38 ]

10試合ぶりに復帰したウィザーズのバターンズ(AP)
Photo By スポニチ

 NBAウィザーズは10日、地元ワシントンDCで東地区全体最下位のホークスを111―101(前半56―51)で下して13勝25敗。2020年になってからは3勝3敗で、同じ東地区サウスイーストに所属するホークスとの通算成績は148勝155敗となった。

 先発したジョーダン・マクレー(28)が両軍最多の29得点を挙げれば、ベンチから出たトロイ・ブラウンJR(20)も18得点と10リバウンドをマーク。スコアリング・リーダーのブラドリー・ビール(26)は5試合連続、新人フォワードの八村塁(21)は13試合連続で欠場となったが、ホームでは今季8勝目(10敗)を挙げた。

 この試合から右太腿を痛めていたフォワードのダビス・バターンズ(27)が10試合ぶりに戦列に復帰。3点シュートの成功率が今季43・4%に達しているバターンズは21分出場して14得点を記録し、得意の“長距離砲”はエアボールが1本あったものの、8本中3本成功させた。

 ウィザーズは第2Q途中で15点をリードしながら第4Qに入って苦戦。序盤で6点を追う展開となった。しかしガードのイッシュ・スミス(31)がゴール下で3本連続でシュートを決めて形勢逆転。6分2秒からの2分23秒間で連続9点を奪って試合をひっくり返した。

 ただしフィールドゴール(FG)の成功率(37・5%)、フリースロー(FT)の成功率(60・7%)はともに低く、シューティングの精度がもう少し高ければ、点差をさらに広げることができた試合だった。

 ホークスは3連敗で8勝31敗。第2Q途中で15点差をつけられながらも第4Q序盤で逆転したが流れを引き寄せることはできなかった。

 8日のロケッツ戦で42得点、13リバウンド、10アシストでトリプルダブルを達成していたガードのトレイ・ヤング(21)は19得点どまり。放った7本の3点シュートはすべて失敗した。

続きを表示

2020年1月11日のニュース