ソフト出身のアーチェリー・杉本智美 上野との開会式行進が「夢」

[ 2020年1月11日 05:30 ]

ミキハウス新春祝賀会に出席した(前列左から)平野早矢香さん、体操・寺本明日香、木村皓一社長、空手・清水希容、野村忠宏さん、レーサー・Juju、(後列右から)アーチェリー・杉本智美、カヌー・羽根田卓也、飛び込み・坂井丞、寺内健、森上亜希子さん
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 ミキハウスの新春祝賀会が10日、大阪市内であり、所属選手が出席した。アーチェリー女子で五輪初代表を目指す杉本智美(25)は、憧れのソフトボール日本代表・上野由岐子(37=ビックカメラ高崎)と東京五輪開会式で一緒に行進することを「夢ですね」と目を輝かせた。

 静岡県浜松市立北星中ではソフトボール部だった。上野が快投した08年北京五輪の金メダルもテレビ観戦をし、記憶に残っている。ゴルフでは渋野日向子がソフト出身で有名。アーチェリーでも「私は捕手だった。下半身の強さが生きていると思う」と競技へのプラス面を口にした。

 年末年始の休みは例年より少ない4日間。新年2日から打ち始めた。参拝は故郷の神社を訪れ、「五輪に行けますように。家族みんなが健康でありますように」と願った。

 3月に五輪代表2次選考会があり、4月11、12日の最終選考会で男女各3代表が決まる。昨年はW杯コロンビア大会で銅メダル、W杯上海大会で銀メダルをつかんだ成長株。代表の座を射止め、日本を引っ張る存在になる。

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2020年1月11日のニュース