早大が11シーズンぶり大学日本一 明大、31点差から後半猛反撃も届かず ラグビー大学選手権

[ 2020年1月11日 16:14 ]

ラグビー全国大学選手権決勝   早大45―35明大 ( 2020年1月11日    国立競技場 )

<早大・明大>優勝し、歓喜の斎藤主将(中央)ら早大フィフティーン(撮影・吉田 剛)
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 6大会ぶりに決勝に進出した早大が、昨年度王者の明大を45―35で破り、2008年度以来11季ぶり16度目の大学日本一に輝いた。決勝は昨年11月末に完成した新しい国立競技場で初めてのラグビー公式戦で、5万7345人の観衆を集め、早大が記念すべき新国立初勝利を挙げた。

 昨年12月1日の定期戦では完敗していた早大だが、41日ぶりの対戦は序盤から主導権を握った。まずは前半8分、SH斎藤直人主将(4年)のPGで3点を先制。その3分後、今度は敵陣ラインアウトを起点にCTB中野将伍(4年)が3人を引き付け、フリーとなったNo・8丸尾崇真(3年)が記念すべき新国立初トライをマーク。その後もCTB長田智希(2年)らが3トライを追加し、前半を31―0と大量リードして折り返した。

 明大は後半2分、ラインアウトから左へ大きく展開し、WTB山村知也(4年)がチーム初得点となるトライ。同15分にはロック箸本龍雅(3年)がチーム2トライ目を奪うなど反撃。一時は10点差まで迫ったが、後半33分に早大のWTB桑山淳生(4年)が再びリードを広げるトライを奪い、勝利を決定付けた。

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