男子体操 内村「痛」の1年 東京五輪シーズンへ復活期す

[ 2019年12月9日 05:30 ]

長崎市で行われたイベント後に、取材に応じる内村航平
Photo By 共同

 体操男子個人総合で五輪2連覇の内村航平(リンガーハット)が8日、長崎市内で行われたイベント後に取材に応じ、両肩痛に苦しんだ19年を「“痛”の一文字だった。ここまでうまくいかなかった年は、体操人生で今までになかった」と振り返った。

 4月の全日本選手権で予選落ちし、10月の世界選手権代表入りを逃した。肩は強度の高い練習をすると、まだ痛みが出る状況という。今月中旬からは温暖なオーストラリアで練習する。「(来年)2月までには(状態を)70、80%に持っていきたい。2月まででどこまでいけるかが見えてくる」と東京五輪シーズンの復活を期した。

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2019年12月9日のニュース