萩野 全員棄権で一人ぼっちレース 競泳東京都シニア冬季公認記録会で珍事

[ 2019年12月9日 05:30 ]

男子200メートル背泳ぎは萩野を除く全選手が棄権した
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 短水路(25メートルプール)で争う競泳の東京都シニア冬季公認記録会は最終日の8日、東京辰巳国際水泳場で行われ、萩野公介(25=ブリヂストン)が200メートル背泳ぎ、200メートル自由形に出場し、両レースとも1人で泳ぐ珍事が起きた。

 背泳ぎはエントリーした18人中17人が棄権。自由形は48人中41人が棄権し、萩野の入った最終組は8人中7人が棄権した。2日間とも同じ種目を行う記録会ならではの日程で、登録すれば、どちらか1日、または両日の出場が可能となる。

 前日の第1日だけに出場して、この日は別の記録会に参加する選手が多かったため、大学生を中心に棄権者が続出。萩野は1分53秒31と1分45秒48でともに1位だったが「生後6カ月から水泳をやっているが、1人でレースに出るのは人生で初。変わった経験でした」と苦笑いした。

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