八村がクリッパーズ戦で17得点 6試合連続の2ケタ得点も連敗 第4Qにはハレルとクラッシュ!

[ 2019年12月9日 10:01 ]

クリッパーズ戦でダンクを決めるウィザーズの八村(AP)
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 NBAウィザーズの八村塁(21)が8日、地元ワシントンDCでのクリッパーズ戦でデビューから22戦連続で先発。後半での13得点を含む17得点を稼いで6試合連続で2ケタに乗せ、7リバウンド、4アシストも記録した。しかし試合は119-135(前半64―65)で敗れて7勝15敗。優勝候補の一角、クリッパーズとは今月1日にロサンゼルスと対戦して125―150で敗れていたが、これで今季2戦2敗となった。

 37分出場した八村は自己最多となる7本のフリースロー(FT)をすべて成功させたが、FG成功は14本中5本(うち3点シュートは1本失敗)。それでも後半に入ってスモール・ラインアップのセンター役を務めるなど攻守両面で奮闘した。第4Qの3分すぎに試みたベースライン際からのドライブインでは、クリッパーズのフォワード、モントレズ・ハレル(25=201センチ、109キロ)と「ノーチャージ・セミサークル」の中で正面衝突。倒れこんでしばらく動かず周囲をヒヤリとさせる場面もあった。

 ウィザーズは第1Q終盤で14点差をつけられながらこの試合で25得点のダビス・バターンズ(27)、20得点のトロイ・ブラウンJR(20)らベンチ勢の活躍で第2Q中盤で一時4点をリード。しかし層の厚いクリッパーズのオフェンスを後半に抑え込むことはできなかった。今季リーグ5位の28・3得点を挙げていたブラドリー・ビール(26)は20得点を挙げたものの、第4Q終盤で試合をひっくり返すことはできなかった。最終クオーターでは5分27秒に4点差に迫ったが、ここから連続8失点。クリッパーズの底力に屈する形となった。

 ロード6連戦の2戦目となったクリッパーズは17勝7敗。カワイ・レナード(28)が34得点、ポール・ジョージ(29)が27得点を挙げてチームをけん引し、ルー・ウィリアムス(33)も18得点、ハレルも20得点を稼ぐなどリーグ屈指のベンチプレーヤーも活躍して、苦手としていたロードでの今季成績を4勝6敗とした。

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