パラ柔道・男子66キロ級 瀬戸連覇!合わせ技で一本レジェンド討ち

[ 2019年12月9日 05:30 ]

対戦する瀬戸(上)と藤本
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 男子7階級、女子6階級が行われ、男子66キロ級では今年9月のアジア大会銅メダルの瀬戸勇次郎(19=福岡教大)が、パラリンピック3連覇の実績を持つ藤本聡(44=徳島視覚支援学校職)を下し、2連覇を達成した。今大会は東京パラの選考に直接関係はなく、来春のランキング最上位が代表に選出される。

 瀬戸が“レジェンド”との激闘を制した。中盤は藤本の積極的な攻撃に苦しんだが、得意の背負い投げから抑え込み、合わせ技で一本勝ち。落ち着いた様子で畳を後にしたが「今回は負けるかと思った。勝ててホッとしている」と語った。生まれた時から弱視で、17年に健常からパラに転向。藤本を目標にしてきた3年目の“新星”は「ようやく勝てるようになってきて、目標を超えようとしている。今ではライバルです」と胸を張った。

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2019年12月9日のニュース