空手男子形 喜友名8連覇で最多タイ記録!19年全勝締め

[ 2019年12月9日 05:30 ]

空手 全日本選手権最終日 ( 2019年12月8日    群馬・高崎アリーナ )

男子形で優勝した喜友名諒の演武
Photo By 共同

 男女個人の組手と形が行われ、男子形で喜友名諒(劉衛流龍鳳会)が8年連続8度目の優勝を果たした。男子形の8連覇は、92~99年の阿部良樹に並ぶ最多タイ。代表入りが確実となっている来年の東京五輪に弾みをつけた。女子形は清水希容(ミキハウス)が7連覇を達成。組手は男子が五明宏人(ALSOK)、女子は斉藤綾夏(AGP)がともに初優勝した。

 男子形は最多記録に並ぶ8度目の優勝を果たした喜友名は「これからも全日本に新しい記録を築きたい」と話した。五輪ランキングポイントで代表が決定的となっており、今月のスペインでの国際大会を回避。万全を期して予選ラウンドから圧巻の演武を見せ、決勝では「アーナン」で28・32点をマーク。「魂を込めて打った」と話した。国内外8戦全勝で19年を締めくくり、いよいよ五輪イヤーに入る。「近づいている意識はある。優勝したい」と表情を変えずに意気込んだ。

続きを表示

2019年12月9日のニュース