佐藤駿はSP3位「ノーミスの演技で良かった」 ジュニアGPファイナル

[ 2019年12月6日 00:28 ]

フィギュアスケート・ジュニアGPファイナル第1日 ( 2019年12月5日    イタリア・トリノ )

<ジュニアGPファイナル男子SP>演技する佐藤駿(撮影・長久保 豊)
Photo By スポニチ

 男子ショートプログラム(SP)で、佐藤駿(埼玉栄高)は77・25点で3位発進となった。

 憧れの羽生結弦からプレゼントされたペンダントを付けての演技。スピンが1つレベル2にとどまり、ステップもレベル2となったが、トリプルアクセル、3回転ルッツ―3回転トーループ、3回転ループとジャンプは全てクリーンに決めた。自己ベストには及ばなかったが、「この舞台でノーミスの演技をすることができて良かった」と振り返った。

 前日(4日)は羽生の公式練習をみつめ、「4回転もとてもきれいでスピンもすごい。学ぶところがたくさんあって、頑張ろうと思った」と言う。首位のモザレフ(ロシア)とは5・20点差。4回転ルッツを組み込む7日のフリーで逆転を狙う。「今季フリーでいい演技ができていないので、フリーでノーミスの演技をすることが目標」と静かに闘志を高めた。

続きを表示

この記事のフォト

2019年12月5日のニュース