紀平梨花 4回転サルコー投入へ 公式練習3度着氷「今のところ入れられそう」

[ 2019年12月5日 23:02 ]

<GPファイナル練習>フリー曲かけ練習を行う紀平梨花(撮影・長久保 豊)
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 フィギュアスケートのGPファイナル(イタリア・トリノ)に向けた公式練習が5日に行われ、昨季女王の紀平梨花(17=関大KFSC)が今大会での4回転サルコー投入へ前向きな姿勢を示した。

 練習ではトリプルアクセルを高確率で決め、4回転サルコーにも3度着氷した。「今日はいつも通りの感じでリズム感よくできた」と好感触を口にし、新技サルコー投入については「今のところ、入れられそう」と語った。

 女子は4回転時代に突入。シニア1年目のトルソワ(ロシア)、シェルバコワ(ロシア)が4回転ジャンプをバシバシ跳ぶのを目の当たりにし、「たくさん跳びすぎて笑えてくる。みんなどんどん成長していて、私もついていかないと」と紀平。代名詞のトリプルアクセルに加え、サルコー投入が2連覇への突破口となるか。女子SPは日本時間7日午前3時50分、フリーは8日4時55分から行われる。

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