福岡、史上初8強へ雪辱の爆走!4年の時を超えて“借り”必ず返す

[ 2019年10月12日 05:30 ]

ラグビーW杯1次リーグA組最終戦   日本―スコットランド ( 2019年10月13日    横浜国際総合競技場 )

<日本代表会見>スコットランド戦の先発が決まり、笑顔で会見する福岡(撮影・吉田 剛)
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 日本代表は11日、1次リーグ最終のスコットランド戦(13日、日産ス)の登録メンバー23人を発表し、WTB福岡堅樹(27=パナソニック)の今大会初先発が決まった。W杯前哨戦の南アフリカ戦(9月6日)で右ふくらはぎを負傷も、緊急で途中出場した9月28日のアイルランド戦から2試合連続トライ。満を持してスターターに選ばれた和製フェラーリが、史上初の8強へ爆走する。 1次リーグ順位表  日程&結果

 カーナンバー、ならぬ背番号11。じっくり整備され、2度の“試運転”でエンジンも足回りも絶好調。過去2試合のリザーブは「いいインパクトを与える意味でやりがいも感じた」と振り返った福岡だが、沸き立つ気持ちは抑えられなかった。

 「スタメンに入ることで、より一層チームのためにいい仕事をできるチャンスがある。台風、ボーナスポイント、いろいろ言われるが勝って8強に行くために準備してきた。気持ちは高ぶっている」

 トゥポウの故障で当日リザーブ入りした9月28日のアイルランド戦は決勝トライを奪い、5日のサモア戦は後半35分にボーナスポイントに王手をかけるチーム3本目。ウイングとして印象的な仕事をしてきたが「自分の力で取ったトライはまだない」と言う。こだわるのは「自分らしい走りを見せられるかどうか」。たとえ記録にはチームメートの名が刻まれても「誰のトライでも、自分のプレーが起点になり記憶に残れば」。記録よりも記憶に残る仕事にこだわるつもりだ。

 過去2度出場したスコットランド戦は、いずれも福岡にとって大きな節目となった。13年11月の対戦では2トライを記録。日本代表での足場を固めた。一方で前回大会での対戦は、唯一の先発出場も不発。その後2試合で出場機会を得られず、屈辱はその後の成長へのバネとなった。ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC)も「(福岡は)フェラーリのように(大切に)扱わないといけないが、彼は絶好調」と太鼓判を押す。4年間のベンチマークを測る舞台で、準備は整った。

 来年の東京五輪後に医師を目指して引退を決めている福岡にとって、今大会は15人制をプレーする最後の機会になるかもしれない。“引退”か、それとも再び11番を着るのか。日本代表と自分自身の命運を握る大一番に臨む。

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