寺内、個人種目でも五輪決めた 男子3m板飛び込み

[ 2019年9月8日 05:30 ]

男子3メートル板飛び込みで優勝し、メダルを手に笑顔の寺内健(共同)
Photo By 共同

 飛び込みのアジア・カップ第2日は7日、クアラルンプールで行われ、男子3メートル板飛び込みで39歳の寺内健(ミキハウス)が426・10点で優勝して東京五輪出場枠を獲得し、日本水連の選考基準により、この種目の五輪代表に決まった。

 6回の演技を大きなミスなくまとめ、地元マレーシア勢を退け「ここ数年の中では会心の出来。30年弱、培ってきたものは間違っていなかった」と喜んだ。坂井丞(ミキハウス)は394・90点の4位だった。寺内と坂井のペアは7月の世界選手権で男子シンクロ板飛び込みの五輪代表に決まっており、寺内は2種目目の代表権獲得となった。寺内にとって東京五輪は夏季の日本選手で最多に並ぶ6度目の大舞台となる。

続きを表示

2019年9月8日のニュース