日本代表、南アに34点差惨敗 SO田村らミス連発…15W杯再現ならず

[ 2019年9月6日 21:20 ]

リポビタンDチャレンジカップ2019   日本7―41南アフリカ ( 2019年9月6日    熊谷 )

<日本・南ア>前半、攻め込んだ田村はタックルで倒される(撮影・篠原岳夫)
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 世界ランク10位の日本代表は同5位の強敵・南アフリカと対戦し、7―41で大敗した。前半はミスが目立ち0―22と大差を付けられ、後半も地力の差を埋められなかった。15年W杯で番狂わせの勝利を挙げた相手を返り討ちできなかった。

 フタを開けてみれば、惨敗だった。日本は前半7分、自陣のスクラムから左サイドへの展開を許し、先制トライを許す。出足の鋭い相手の守備に対し、SO田村を中心にハンドリングのミスが目立ち、ハイボールの処理でも後手に回った。相手WTBマピンピには3トライを許した。後半20分にWTB松島が日本で唯一となる50メートル独走トライを挙げたが、反撃が遅かった。日本はWTB福岡が右膝、No・8マフィが右肘の負傷で交代するアクシデントもあった。

 2万2258人が集まった注目の一戦。ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチも「世界で最も大きな相手で、フィジカルなチャレンジになる。(W杯へ)準備の最終章になる」と語っていたが、強敵に叩かれて課題が噴出した。日本は全ての強化試合を終え、20日にロシアとのW杯開幕戦(味スタ)を迎える。

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