ラグビー日本・松島が意地のトライ 南アに敗戦も「W杯前にできてよかった」

[ 2019年9月6日 21:28 ]

リポビタンDチャレンジカップ2019   日本7―41南アフリカ ( 2019年9月6日    熊谷 )

<日本・南アフリカ>後半、トライを決める松島(撮影・久冨木 修)
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 20日開幕のラグビーW杯日本大会に向けた壮行試合「リポビタンDチャレンジカップ2019」が6日、埼玉県・熊谷ラグビー場で行われ、日本代表が南アフリカと対戦。7―41で敗れ、「世紀の番狂わせ」と称賛された15年W杯の再現はならなかった。W杯2度優勝の南アに6トライを奪われたが、後半にWTB松島(サントリー)が意地のトライを挙げた。

 後半20分に相手のパスミスを逃さずボールを奪うと、WTBモエアキオラ(神戸製鋼)からパスを受けた松島が50メートル独走し意地のトライ。「みんなのいい守備のプレッシャーからアタックに素早く切り替えることができた」とトライの場面を振り返った。

 4年前は主力数人を温存したが、今回はベストメンバーで臨んだ南ア。本気度100%の相手に日本は攻守で屈した。スピーディーなパス回しや突破を試みるも、デカくて強いパワー軍団のフィジカルにはね返され、松島は「自分たちのミスからリズムができず、それが敗因となった」と分析。それでも「W杯前に(経験)できてよかった」と前を向いた。

 W杯日本大会は20日に開幕し、1次リーグA組の日本は開幕戦(味スタ)でロシアと戦う。

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