渋野、歯じゃなくて鼻だった 「急性副鼻腔炎」も軽症、プロアマ戦・本戦出場へ

[ 2019年8月28日 05:30 ]

練習ラウンドをキャンセルしコースを後にする渋野日向子(撮影・沢田 明徳)
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 北海道・小樽CCで行われる女子ゴルフのニトリ・レディース(29日開幕)で2週間ぶりに復帰する渋野日向子(20=RSK山陽放送)が27日、「急性副鼻腔(びくう)炎」のため、予定していた練習ラウンドをキャンセルした。幸い症状は軽度のもので、点滴と抗生剤投与で静養。28日のプロアマとその後の本戦には出場の意向を示しているが、過熱する「しぶこフィーバー」の中で凱旋2試合を消化した反動が危惧される。

 笑顔はあってもどこかぎごちない。「歯が痛くて前かがみになれず、ピンを刺すときも下を向けない。原因不明」と漏らしていた渋野の予感が的中した。関係者によると、26日の練習後にエックス線検査で痛みの原因は膿(うみ)がたまっていたためと判明。夜には発熱し、一夜明けても38・5度あったという。

 この日は午前7時45分に会場入りしたが、パットの練習だけにとどめ8時33分からのインコースの練習ラウンドはキャンセル。関係者に笑顔で会釈をすると車に乗り込んで札幌市内の病院に向かった。診察の結果は「急性副鼻腔炎」。重篤の場合は手術や入院を余儀なくされるが関係者は「幸い症状は軽いものだったが、本日は無理をせず安静にします」と説明。夜に小樽市内で開かれた前夜祭は欠席し、点滴や抗生剤投与などで静養した。28日のプロアマ戦とその後の本戦には出場する意向だ。

 AIG全英女子オープンで海外メジャー制覇を果たした後は、フィーバーまっただ中で凱旋試合を2戦消化。先週は地元・岡山で静養に充て仕切り直しの一戦に備えたものの「一生懸命頑張り過ぎて、休んだことで一気に疲れが出てしまったかも」と心配する声もある。

 この日、予選ラウンドの組み合わせが決まり、渋野は鈴木愛、比嘉真美子と同組となった。現在、全英女子オープンを含めれば27ラウンド連続でイーブン以下で回っているが「オーバーパー打っちゃいそう。今までに経験したことがない」というツアー屈指の難コース。1日のロスが4日間の戦いに微妙に影響するかもしれない。

 ◆急性副鼻腔炎 鼻腔に隣接する空洞である副鼻腔(体内に8カ所)に急性炎症を起こし、膿などがたまる状態。風邪をこじらせたのを機に発症することが多い。細菌感染やアレルギー性鼻炎などが起因となる。鼻づまりやせき、さらには歯の痛みを感じることもある。炎症が他の臓器などにも波及すると意識障害や吐き気などを起こすこともある。

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