車いすラグビー「イケ・イケコンビ」が勝負の鍵握る

[ 2019年8月28日 13:00 ]

車いすラグビー・池透暢×香取慎吾 対談

チームを勝利に導くスピードスター池崎
Photo By 共同

 主将の池とエース池崎大輔(41=三菱商事)との「イケ・イケコンビ」が日本の勝負の鍵を握る。池の右腕から放たれる正確無比なロングパスのターゲットとなるのが池崎。スピードスター池崎は相手陣を一気に切り裂くテクニカルな車いすさばきで、チームの得点源となっている。

 6歳で手足の筋力が低下する難病「シャルコー・マリー・トゥース病」を発症。高校から車いすバスケを始めたが、症状の悪化に伴い30歳だった08年から車いすラグビーの世界へ。転向後2年で日本代表入りし、高い攻撃力を武器に戦ってきた。
 東京パラリンピック開幕を1年後に控え「開催が決まってから多くの人が理解や興味を示してくれるようになった。競技の魅力を伝えながら、自分たちもやれることをやっていきたい」とチーム一の点取り屋は意気込んだ。

 日本は16年リオ大会で銅メダル、昨年の世界選手権では史上初の金メダルを獲得し、現在世界ランク3位。代表唯一の女性選手である倉橋香衣(28=商船三井)らによる守備力強化に加え、新戦力の橋本勝也(17=福島・田村高2年)が加入したことで攻撃の幅が広がった。進化し続ける車いすラグビー日本代表は、東京での大舞台で頂点を狙う。

 ☆チーム編成 上肢と下肢の両方に障がいを持つ選手が対象の男女混合競技。1チーム12人編成で、試合には4人が出場。選手交代に回数制限はない。

 ☆競技時間 8分間のピリオドを4回行い、ピリオド間には2分間のインターバルがある。

 ☆ポイント制度(図) 障がいの程度によって0.5~3.5点(0.5点きざみ)の持ち点を設定。障がいが重いほど点数が低い。コート上の選手の合計点を8点以内で編成する。

 ☆主なルール コートの広さは28メートル×15メートルで、バスケットボールと同じ。トライポスト間8メートルのトライラインに、ボールを保持した状態で車いすの2つの車輪が乗るか、通過すると1点が入る。前方へのパスはOK。ボールを持っている選手は何度でも車いすをこいで進めるが、10秒以内に1回ドリブルするか、味方にパスしなければいけない。攻撃側は40秒以内にゴールしなければいけない。

 ☆タックル 車いすでのタックルが認められており、その激しさから「マーダーボール(殺人球技)」と呼ばれる。

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