リオ金のタカマツ 最長126分の壮絶ラリー戦で散る 松友涙、高橋は立てず

[ 2019年8月24日 00:30 ]

バドミントン世界選手権第5日 ( 2019年8月23日    スイス・バーゼル )

女子ダブルス準々決勝 中国ペアにポイントを奪われ肩を落とす高橋礼(上)、松友組(共同)
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 各種目の準々決勝が行われ、女子ダブルス16年リオ五輪金メダリストで世界ランク2位の高橋礼華(29)、松友美佐紀(27)組(日本ユニシス)が7位の中国ペアと対戦し、1―2(25―23、18―21、25―23)の逆転負けを喫した。今大会最長の126分の壮絶のラリー戦で屈し、銅メダルを獲得した17年以来2年ぶりの表彰台はならなかった。

 試合後のミックスゾーンには松友だけが現れ、「悔しい」と涙。「中国ペアも過去最高のプレーをしていた。私たちも世界選手権で久しぶりにいい試合ができた。また練習をたくさんしたい」と必死に前を向いた。死闘を終えた高橋は疲労困憊(こんぱい)の様子といい、日本協会の広報担当は「体の力が抜けて、立てなくなっていた」と説明した。

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2019年8月23日のニュース