ラグビーW杯優勝トロフィー 車いすラグビー日本代表を訪問

[ 2019年8月23日 19:52 ]

集合写真に臨む出席者たち(左が車いすラグビー日本代表主将の池、右が同じく代表の池崎                             
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 「ラグビーワールドカップ2019トロフィーツアー」が23日に都内で行われ、ラグビーW杯優勝国に与えられる「ウェブ・エリス・カップ」が車いすラグビー日本代表の元を訪れた。純銀製に金箔を施した47センチのトロフィーに主将の池透暢(39=日興アセットマネジメント/高知県Freedom)は「僕たちはこのトロフィーをもらえないけど、来年のパラリンピックでは同じように金色に光り輝くものを追い求めたい」と闘志を燃やした。

 9月20日から始まるラグビーW杯開幕中の10月16日から、車いすラグビーワールドチャレンジが東京体育館で行われる。両大会が同時期に開催されるのは史上初の試み。大会には世界ランク1位のオーストラリアを含む計8カ国が参加する。日本代表は昨年の世界選手権で金メダルを獲得し、現在世界ランク3位。世界選手権ではメダルとMVPの両方を手にした池崎大輔(41=三菱商事/TOKYO SUNS)は「同時開催ということで、次世代の子供たちが希望を持てる環境作りの第一歩。(車いすラグビーの)知名度を上げていくなかで結果を出すことで次に繋がると思う」と語った。
 

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2019年8月23日のニュース