渡辺、東野“ミックスの星”だ 混合日本勢初メダル確定「僕たちは優勝を目指す」

[ 2019年8月23日 19:39 ]

バドミントン世界選手権第5日 ( 2019年8月23日    スイス・バーゼル )

混合ダブルス準々決勝 マレーシアのペアと対戦する渡辺(右)、東野組
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 各種目の準々決勝が行われ、混合ダブルス世界ランク3位の渡辺勇大(22)、東野有紗(23)組(日本ユニシス)が5位のマレーシアペアから2―1(18―21、21―12、21―11)の逆転勝利を果たした。3位決定戦が行われないため、同種目で日本勢初となるメダルを確定させた。今大会では日本勢メダル1番乗りとなった。

 第1ゲームを取られたが、第2ゲーム以降は後衛の渡辺を中心にコートを広く使いながら主導権を掌握。一気に畳みかけ、試合をひっくり返した。福島県の富岡第一中からペアを組む。同種目で日本勢初の表彰台まで駆け上がり、来年の東京五輪でのメダル獲得にも期待がかかる“ミックスの星”となった。

 渡辺は「うれしいですし、ベスト4は自信になるけど、僕たちは優勝を目指している。1試合1試合、諦めないプレーで最後まで頑張ります」と次を見据えた。

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