渋野フィーバーに負けん! 石川遼、5アンダー首位発進「ブレずにやる」

[ 2019年8月23日 05:30 ]

男子ゴルフツアー 長嶋茂雄招待セガサミー・カップ 第1日 ( 2019年8月22日    北海道 ザ・ノースカントリーGC=7178ヤード、パー72 )

<セガサミー・カップ初日>13番、林の中から第2打を放つ石川遼(撮影・沢田 明徳)
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 日本プロ以来、約1カ月半ぶりとなるレギュラーツアーが開幕。自身初の2大会連続優勝を目指す石川遼(27=CASIO)が7バーディー、2ボギーの67をマークし、プロム・ミーサワット(35=タイ)と並んで首位スタートを切った。初日首位は日本プロに続いて今季2度目。女子ゴルフが“渋野ブーム”に沸く中、選手会長がプレーで男子ツアーを引っ張る。

 見事なカムバックで、主役がトップに躍り出た。インの10番からスタートすると、16番以降で7バーディーを量産。約1カ月半ぶりに再開したツアーで、進化を遂げた石川が実力を発揮した。
 「一打に多くの選手がひしめき合っている。そういう中で、スタートで遅れずに良かったと思います」

 出だしの10番でティーショットを右に曲げて池に入れるなど、連続ボギー発進。それでも「こういうこともある」と切り替えた。ポイントとなったのは16番パー3での初バーディー。右からの強風に、普段は8Iの距離で6Iを手に取った。抑えて風にぶつけ、ピン左2メートルにピタリ。ここから7バーディーにつなげ「全体の評価を80~90点としたら、うち8割が16番のショット」と振り返った。

 ツアーがない1カ月半、課題にしていたのが大きな番手で抑えて打つショットだった。短い番手でフルスイングすると、バックスピンがかかり手前に戻ってショートする。そこで大きな番手を手に取るも「(クラブが)鋭角に入るので、スライス回転が入って逆にショートすることが多かった」という。そのミスを分析。意識して取り組んできた成果がスコアに表れた。

 男子ツアーがなかった間に、女子ゴルフでは渋野フィーバーが巻き起こった。自身も15歳で最年少優勝を果たした際、同じ経験をした石川は「前の試合で優勝しているし、渋野さんのこともあって、いろんな意味で注目される大会だと思っていた。その中でもブレずにやることが大事」。選手会長も務める27歳が、プレーで男子ツアーを盛り上げる。 (中村 文香)

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