レメキ　DG先生名乗り　キック成功の秘訣伝える

ラグビー日本代表網走合宿

　WTBレメキがドロップゴールの先生に名乗りを上げた。SO田村の横で一緒に練習。両手で正確にボールを落とすことが、キック成功の秘訣と伝えたという。

　「力はいらない。落とし方が大事」。助言するだけあって、飛距離もコントロールも出色。実戦形式ではFBに入ってキレキレの走りを見せたランナーのもう一つの武器になりそうだが、「コーチが（その選択肢は）絶対ないと言っていた」と悔しそうにしていた。

　≪初のW杯メンバー入り狙う山中≫FB山中がケアの意識を高めて、初のW杯メンバー入りを狙っている。31歳。東海大仰星高から騒がれた逸材は、年齢を重ねて「練習前に準備をするようになった。昔はしなくても入れたが、今はすぐにキックをすると足が痛いんで」と体調に気を配る。

　実戦形式では得意のランで切り込む場面があった。同ポジションのレギュラー候補、トゥポウがこの日、足を痛めて練習をストップ。出番がいつ来てもいいように、準備は怠らない。