「恵みの雷」が味方 鈴木愛 終盤に猛チャージで決勝R進出

[ 2019年7月27日 06:44 ]

米女子ゴルフツアー エビアン選手権第2日 ( 2019年5月26日    エビアン・リゾートGC )

18番、第2打を放ち打球を見つめる鈴木愛(撮影・沢田 明徳)
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 鈴木愛(25=セールスフォース)が終盤に猛チャージを見せ、通算2オーバーの64位で決勝ラウンド進出を果たした。

 序盤はショットが定まらず14番を終えて5オーバー。予選通過が厳しい状況だったが、思わぬ「恵みの雷」が味方した。15番のグリーン上で雷雲の接近による約1時間の中断。再開直後に5メートルのバーディーパットを沈め、軽くガッツポーズを決めると16番では1メートル、17番も86ヤードから50度のウェッジで打って50センチにつける会心のショットで3連続バーディー。一気に2オーバーまで挽回した。全米女子オープン(22位)に次ぐ予選突破に「諦めていなかったし、ショットとパットのラインがあえばと思っていたが、中断がいいタイミングでした」と笑顔を見せる。中断中は選手ラウンジで持ち込んだ炭酸飲料とナッツを口にし「気分転換できた」と気持ちを切り替えた。

 大会前にパリの高級ブランドで買い物をしたこともあり、2週連続のメジャーで「稼ぎたい」と公言。第一弾で予選突破を決め「とりあえず2日できるし、お金もらるのでうれしい(笑)。後半の鍵のホールを克服できれば60台も出せる」とさらなる奮起を誓った。

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2019年7月27日のニュース