コールマンが9秒台連発 全米選手権100メートルで初優勝 ガトリンは決勝を棄権

[ 2019年7月27日 10:57 ]

男子100メートル決勝で優勝したコールマン(AP)
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 世界選手権(9月28日開幕=カタール・ドーハ)の選考会を兼ねた陸上の全米選手権(アイオワ州デモイン)は26日に2日目の競技を行い、男子100メートル決勝(向い風1・0メートル)ではクリスチャン・コールマン(23)が9秒99で初優勝。9秒79の自己ベスト(世界歴代7位)を持つコールマンは、決勝の1時間50分前に行われた準決勝でも9秒96をマークしており、この日の2レースでいずれも10秒の壁を突破した。同選手は前回の世界選手権(17年=ロンドン)で2位。今季の9秒81は世界1位となっている。

 ベテランのマイケル・ロジャース(34)が10秒12で2位。クリストファー・ベルチャー(25)が同タイムで3位となった。前回の優勝者としてすでに世界選手権への出場権を獲得しているジャスティン・ガトリン(37)は準決勝では10秒16。2組3位で6回目の優勝がかかっていた決勝に進出したが、決勝レースには姿を見せず棄権となっった。

 女子100メートル決勝ではティアナ・ダニエルズ(22)が11秒26で初優勝。女子400メートルの準決勝では、産休明けの初レースに臨んでいるアリソン・フェリックス(33)が51秒45の全体5位で27日の決勝に進出した。

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