松山 2位発進!予選落ち全米のうっぷん晴らす「65」

[ 2019年7月27日 05:30 ]

男子ゴルフ世界選手権シリーズ フェデックスセンジュード招待第1日 ( 2019年7月25日    米テネシー州 TPCサウスウインド )

第1ラウンド、3番で第2打を放つ松山英樹
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 松山英樹(27=LEXUS)が7バーディー、2ボギーの65をマークし、今平周吾(26=フリー)とともに首位と3打差の2位と好発進した。市原弘大(37=フリー)は71で回って45位、堀川未来夢(26=Wave Energy)は75の60位だった。62で回ったジョン・ラーム(24=スペイン)が単独首位に立った。

 米ツアー連続予選通過の記録が「25」で止まった全英オープンから1週間。松山がそのうっぷんを晴らすかのような好スタートを切った。5アンダーの65。言葉は少ないながら「まあ、良かったと思います」と納得の表情を浮かべた。

 「凄く不安な感じだった」というスタート。それでも、ティーショットでフェアウエーを捉えて1番はパーとし、2番パー4では第2打をピン左1・2メートルに寄せてバーディーを奪った。前半で3つ伸ばして折り返すと、後半はパットが好調に。前日よりスピードが増したグリーンに対応し、10番で3・5メートル、11番で6メートルのチャンスを沈めた。

 この日はスコッティキャメロン製のピン型パターを新投入。「新しいパターを使うのは今週が初めてではないし、特別に変わったことをやっている感じはない」と、松山にとって日々進化を求める中での変化の一つだ。最終18番では7メートルのバーディーパットが、カップの奥の縁に当たって入る場面もあった。「強いタッチで打ってしまって、ヤバイなって思ったら入ってくれた」と振り返った。

 最後の優勝は今大会の前身でもある17年のブリヂストン招待。2季ぶりの優勝へ、「いいプレーができるように全力を尽くすだけ」と力を込めた。

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