桐生祥秀 “リレー侍”サニブラウンに「ライバルだけど、心強い」

[ 2019年7月5日 13:55 ]

欧州遠征に向けて抱負を語る桐生
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 陸上男子短距離の桐生祥秀(23=日本生命)が5日、欧州遠征出発前に成田空港で取材に応じ、「世界選手権の内定をもらえていないので、良いポイントと良いタイムを出したい」と抱負を語った。

 桐生は9日にスイスで100メートルに出場するのを皮切りに、20日にはダイヤモンドリーグ(ロンドン)で100メートル。21日には男子400メートルリレーメンバーにも出場予定。「(リレーの)走順はまだ分からないが、どこでも走れる準備はしてきました」と話した。

 昨年のダイヤモンドリーグでは男子400メートルリレーに小池、飯塚、桐生、ケンブリッジの走順で挑んだが、開催国の英国に0秒48差の38秒09で敗れて2位。桐生は世界選手権(9月27日開幕、ドーハ)の前哨戦として捉えているといい「勝てたら心の持ちようもいい」とリベンジしてドーハに弾みを付ける考えだ。

 今大会でサニブラウンがリレー侍に初合流。日本選手権ではサニブラウンに2冠を許したが「ライバルだけど、チームメートになったら心強い」と共闘を誓った。

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2019年7月5日のニュース