名古屋場所の懸賞 個人最多は昨年同場所で優勝、御嶽海の約150本

[ 2019年7月5日 17:51 ]

 日本相撲協会は5日、名古屋場所(7日初日、ドルフィンズアリーナ)の懸賞の申し込み本数を発表し、個人最多は昨年の名古屋場所で初優勝を飾った関脇・御嶽海(出羽海部屋)で約150本だった。2位は大関・高安(田子ノ浦部屋)で約130本、3位は豪栄道(境川部屋)で約100本だった。5月の夏場所で平幕優勝を果たした朝乃山は約90本。昨年の18本から一気に5倍となった。

 御嶽海は長野県出身で、担当者は「地元感が強いのではないか」とトップになった理由を推測した。今場所は地元の八十二銀行などが新規で懸賞をかけたことで、昨年の109本から40本ほど増えた。結びの取組を指定した懸賞は247本で、御嶽海の個人本数を上回った。

 貴景勝は新大関だった夏場所で、申し込み段階の懸賞本数は個人最多で、今場所も御嶽海に匹敵する懸賞が懸けられていた。休場に伴い、それらの懸賞は取りやめ、もしくは他の取組に変更となった。貴景勝、嘉風の休場に伴い取りやめた懸賞を除いた全体の本数は1727本。横綱・稀勢の里が初日から休場した昨年の1840本を下回った。

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2019年7月5日のニュース