現役NBAスターが八村を絶賛!MVP2度獲得のカリー「サイズが大きく、バスケIQも高い」

[ 2019年6月24日 05:30 ]

フォトセッションの合間にボールで遊ぶカリー(中央)(撮影・吉田 剛)
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 大リーグのヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏(45)が22日(日本時間23日)、NBAのドラフト会議で日本人初の1巡目指名(全体9位)をウィザーズから受けた八村塁(21=ゴンザガ大)への期待を口にした。米国での先駆者としてだけでなく、同じ北陸出身者としてエールを送った。23日に都内でイベントに参加したNBAでMVP2度獲得のステフィン・カリー(31=ウォリアーズ)も、八村の活躍に太鼓判を押した。

 NBAのスーパースターも八村を高く評価した。来日中のカリーは、自身の主催する現役高校生を対象としたバスケットボールキャンプに参加。日本人初のドラフト1巡目指名されたルーキーについて「彼のプレーを見ているとサイズが大きく、バスケIQも高いと思う。リング周りでソフトなタッチも持っている。NBAが向かっている方向に合っている」と分析。「NBAで戦い始めるとゲームスタイルは拡大するだろう。今後を見ることも楽しみ」とさらなる成長にも期待した。

 カリーはNBA史上最高額の5年総額2億120万ドル(約216億円)でウォリアーズと契約中の超大物。今季はファイナルでラプターズに敗れて3連覇を逃したが「素晴らしいシーズンだった。物語は今後も続く。また来年から勝ち続けたい」と前を向いた。司会者から「八村選手と対戦する時はお手柔らかに」と頼まれると「それはできない」と苦笑い。「来年の五輪で東京に戻ってきたい」と初の五輪出場にも意欲を見せた。

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2019年6月24日のニュース