松井秀喜氏、同じ北陸出身のNBA八村祝福も「スラダン以来の危機」!?「野球の人材取られちゃうかも…」

[ 2019年6月24日 05:30 ]

スクラントンで野球教室を開催した松井秀喜氏
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 大リーグのヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏(45)が22日(日本時間23日)、NBAのドラフト会議で日本人初の1巡目指名(全体9位)をウィザーズから受けた八村塁(21=ゴンザガ大)への期待を口にした。米国での先駆者としてだけでなく、同じ北陸出身者としてエールを送った。23日に都内でイベントに参加したNBAでMVP2度獲得のステフィン・カリー(31=ウォリアーズ)も、八村の活躍に太鼓判を押した。

 松井氏はこの日、ペンシルベニア州スクラントン近郊で少年野球教室を開催。終了後に取材に応じた。八村の話題になると、報道陣に「彼は日本で生まれたんですよね?」と逆取材。富山出身と聞くと、柔和な顔を一層ほころばせた。

 「同じ北陸じゃないですか。急に親近感が湧いてきた(笑い)。同じ北陸圏人として応援したいと思います」

 自身は高校(星稜)3年まで石川県で過ごし、巨人で10年間プレーした後に渡米した。日本選手初の長距離打者としてヤンキース入りし、04年には31本塁打。09年には日本選手初のワールドシリーズMVPに輝いた。競技は違えど、同じ北陸の地から羽ばたき、パイオニアの役割を担う若者の背中を押す。

 現在の生活拠点ニューヨークには、八村のウィザーズと同じ東カンファレンスに属するネッツやニックスが本拠地を置く。また、ウィザーズの本拠地ワシントンまでは、マンハッタンから高速列車「アムトラック」で3時間弱。「これから応援したいと思います。楽しみが増えました」という松井氏の観戦が、ビジターでもホームでも実現する可能性は十分にありそうだ。

 松井氏は12年限りで引退後、日米各地で野球教室を開き、野球の振興に一役買っている。「八村に憧れてバスケを始める子供が増えるのでは」との問いには「これから、そういう存在になっていくんじゃないかな」と楽しみにしつつ、こう付け加えた。

 「野球の人材が取られちゃうかもしれないですけどね。『スラムダンク』以来の危機ですよ」。爆発的にヒットしたバスケットボール漫画を引き合いに冗談めかしたが、同郷からのスターの誕生を、心から喜んでいるようだった。

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