高橋彩華、人生初POで惜敗し涙…黄金世代8人目V逃し「まだまだ練習不足」

[ 2019年6月24日 05:30 ]

女子ゴルフ ニチレイ・レディース最終日 ( 2019年6月23日    千葉・袖ケ浦CC新袖C(6548ヤード、パー72) )

鈴木愛(左)を祝福する高橋彩華(撮影・沢田 明徳)
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 3位から70で回った鈴木愛(25=セールスフォース)が通算9アンダーで並んだ黄金世代の高橋彩華(20=フリー)とのプレーオフを制し、今季3勝目、通算12勝目を大会連覇で果たした。先週の宮里藍サントリー・レディースに次いで自身初となる2週連続優勝。賞金ランクもトップに躍り出た。17番までトップに並んでいた比嘉真美子(25=TOYO TIRE)は最終18番で痛恨のボギーを叩き、3位に終わった。

 惜敗した高橋は涙が止まらなかった。黄金世代8人目の優勝にはあと一歩及ばず「緊張のなかでなかなかチャンスがつくれなかった」とうなだれた。18番でバーディーを奪って「アマチュアを含めて初めて」というプレーオフに突入。第1打を左に大きく曲げ、優勝が大きく遠のいた。第2打はフェアウエーに戻すだけとなり、3オンしたもののパーセーブがやっとだった。

 それでも最終日最終組で実力者の鈴木愛、比嘉と回り、「経験」という貴重な財産は手にした。今季の獲得賞金は約1368万円でランクも28位に浮上。7~9月までのツアー出場も確実になった。「去年から課題だった1Wとパットが直りきっていないと分かった。まだまだ練習不足。プレーオフなしで勝てるようになりたい」と必死に前を向いた。

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