男子は千葉黎明が逆転初優勝 女子は埼玉栄が3年ぶりV

[ 2019年6月12日 05:30 ]

スポニチ後援 令和元年度関東高校選手権団体・第38回男子、第34回女子の部最終日 ( 2019年6月11日    栃木県 琵琶池GC・男子=6884ヤード、パー72、那須野ケ原CC・女子=6241ヤード、パー72 )

男子優勝の千葉黎明
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 男子は2打差を追ってスタートの千葉黎明が71、72、73と3人そろってスコアをまとめ216、通算432で作新学院(栃木)に3打差をつけて初優勝した。女子は埼玉栄(埼玉)が明秀学園日立(茨城)を逆転し、通算445と1打差で3年ぶり優勝を手にした。男子は上位15校、女子は上位8校が8月の全国大会(茨城・セントラルGC)に進出した。

 <男子>初日は2打差2位の千葉黎明が逆転で初優勝を勝ち取った。創部3年目での快挙に喜びもひとしおで、この日73でまとめた中川主将は「みんな自分のプレーに集中できたことと、チームワークと団結力がこの結果になった」と満足顔で振り返った。1年生ながらドライバー飛距離310ヤードを誇る大野も71でチームを引っ張り「全国大会でも優勝に向けてチームに貢献したい」と闘志を燃やしていた。

 <女子>埼玉栄の最終4人目となる岩井千怜(ちさと)が76で終え、わずか1打差の逆転が分かると選手は肩を組み合って喜んだ。千怜の双子の姉、明愛(あきえ)は1番で2度OBと最悪のスタートながら76まで盛り返し「風が難しかったけど、このままではまずいと後半頑張りました」とうれしそう。1年生の中沢は10番で5パットするなど77で終えると「自分のせいで負けたかも」と涙が止まらず、優勝決定に「一打の重みが分かりました」と笑顔を取り戻した。

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