柔道・阿部一二三 来年4月から実業団強豪のパーク24所属に

[ 2019年6月3日 11:10 ]

柔道の阿部一二三選手
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 柔道男子66キロ級で世界戦選手権2連覇中の阿部一二三(21=日体大)が3日、自身のインスタグラムなどで来年4月から実業団強豪のパーク24に所属することを発表した。阿部は今夏の世界選手権(8月25日開幕、日本武道館)で3連覇を目指しており、来年の東京五輪代表に決まれば、パーク24所属選手として出場することになる。

 3日午前10時すぎにインスタグラムを更新した阿部は、パーク24の吉田秀彦総監督(49)、男子の海老沼聖監督(34)とのスリーショット写真を公開。以下のコメントも寄せた。

 この度、2020年4月より、パーク24株式会社様に所属することとなりました。

 自分自身の最大の目標でもあり、夢でもある「オリンピックで優勝する」ということを叶えるために、柔道に打ち込む最高の環境とサポート体制を整えていただきましたことをたいへん嬉しく思います。

 また、パーク24株式会社様の柔道部には、世界で活躍する選手も沢山おられます。

 自分自身にとっても大きな刺激となり、共に高め合える環境に仲間入りし、更なる成長ができることをとても楽しみにしています。

 2020年の東京オリンピックで最高の結果を残せるように努力を積み重ねていきますので、これからもご声援よろしくお願いいたします。

 パーク24柔道部は、2010年1月1日に創部。柔道の実業団では新興勢力ながら、吉田総監督ら指導者はもちろん、東京都目黒区に構える専用道場兼選手寮など、充実した施設を整えている。現在は男子60キロ級の高藤直寿、同73キロ級の橋本壮市、女子でも48キロ級の渡名喜風南、78キロ超級の朝比奈沙羅ら世界王者も多数所属しており、東京五輪で金メダルを目指す阿部にとっても、最高の環境となりそうだ。

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2019年6月3日のニュース