競歩・鈴木雄介 4年ぶり海外レース出発 絶好調も「ちょっと抑えておこうかな」

[ 2019年6月3日 16:04 ]

約4年ぶりとなる海外レースに意気込む鈴木
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 陸上の世界選手権(9~10月、ドーハ)男子50キロ競歩日本代表の鈴木雄介(31=富士通)が3日、羽田空港からスペイン遠征に出発。15年北京世界選手権以来、約4年ぶりとなる海外レースに向け「目指そうと思えば自己ベストも狙えるくらい調子は良いが、今回はレースを楽しみたいですね」と“海外復帰戦”に胸を躍らせていた。

 まるで初めて海外旅行に出発する少年のような雰囲気で取材に応じた。

 「4年近くですね。海外レースも久しぶり。代表チームではなく、みんな個人で目的を持って試合に出場する。こういう大会も久しぶり。久しぶり尽くしで初体験みたいな気持ちですね」

 15年に20キロで世界記録を樹立。優勝も期待された同年年北京世界選手権では股関節痛で無念の途中棄権し、このレースから長期離脱を余儀なくされた。18年に復帰。今年4月の日本選手権輪島大会では50キロに初挑戦して日本新記録を更新するなど文字通り完全復活したが「これまでの実績に上書きするということではなく、自分の中では新規作成というイメージです。過去の自分は記憶にない。復帰後が今の自分で、18年以降が自己記録と思っている」と新人のような気持ちで戦っている。

 久しぶりの海外レースはスペイン・ラコルーニャで開催される競歩グランプリ20キロを選んだ。「世界選手権に向けてというわけではなく、20キロの試合として全力を尽くすだけです」。あまり派手に記録を出すと五輪前にマークされるリスクもあるといい「今はおとなしく、ちょっと抑えておこうかなと思います」。鈴木の本気は東京五輪切符が懸かったドーハまでお預けのようだ。

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