清宮氏、副会長就任確実 日本ラグビー協会6月改選

[ 2019年6月1日 05:30 ]

清宮克幸氏
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 今月役員改選を迎える日本ラグビー協会の新副会長に、トップリーグ・ヤマハ発動機前監督の清宮克幸氏(51)の就任が31日、確実となった。東京都内で開かれた新役員の指名委員会で人事案が固まったもの。早大、サントリー監督時代を含む指導者としての手腕に加え、政財界や他競技への幅広い人脈、発信力などが評価された。新専務理事には男女7人制代表総監督兼男子7人制代表ヘッドコーチの岩渕健輔氏(43)が就任。新理事には早大元監督の中竹竜二氏(46)らが候補に挙がる一方、15人制男子の薫田真広強化委員長(52)らは外れる見込みとなった。

 また複数の関係者によれば、森喜朗名誉会長(81)の強い意向により、清宮氏は次期会長就任が確実となっている森重隆氏(67、現副会長)の後任最有力候補に挙がっているという。1期(2年)、もしくは2期は帝王学を学び、名実ともにトップとして日本ラグビー界のけん引役になることが期待される。

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2019年6月1日のニュース